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天白浪漫劇場第10回公演
主催◆天白浪漫劇場  後援◆愛知県・名古屋市

煙が目にしみる
火葬を待つ、浩介と栄治 浩介の娘、早紀と海外から戻ってきた息子、亮太。
斎場で焼き上がるのを待つ二組の遺族。葬儀はとかくゴタゴタするもの。浩介のいとこの泉は不満いっぱい。遺族の話を聞いて死者は、赤くなったり青くなったり。
釜の中で焼かれている最中の死者二人の姿は、ボケの入った母、桂にしか見えず、桂一人がこの不思議な状況を楽しんでいる。

桂が生者と死者の間を取り持って大団円。
父、栄治に自分と同世代の恋人、あずさがいると知った幸恵はがくぜんと・・・。


バックの桜の木が、大きく浮かび上がったラストシーン。評論家の先生方からも「美しかった!」と。
最後に演出、藤城健太郎の朗読「千の風になって」(新井 満:訳)涙をこらえていた方もついにドッと・・・。席が立てなくて拍手の嵐でした。

本当にたくさんのアンケートをいただきました。

 ●泣いて、笑って、心ほのぼの、これぞ私の「浪漫劇場」
                            ・・・10年来のお客様、ありがとうございます。

 ●姑を亡くしたばかりで気が重かったが、朗読もきき、ホッとしました。
                           ・・・おつらい中を、ようこそおいで下さいました。

 ●セット、音楽、照明、よかった〜。観たあと、すがすがしい気もちに。
                ・・・プロの仕事、プロの仕掛けも、お楽しみいただけましたようで。

 ●亡くなった家族を思い、遅まきながらも新しい家族を築きたいと感じた、いい芝居でした。
                                           (46才 独身男性)
               ・・・作者の気持ちが、ストレートに伝わったのですね。うれしいです。

 ●プロの公演を見逃したけど、名古屋で観られてラッキーでした。
                                      (万博の仕事で愛媛県より)
                                     ・・・うわあ、万博さまさまです。

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日  時 2004/12/4(土)14:00〜  /18:00〜   作    堤  泰之
    12/5(日)14:00〜           演出  藤城健太郎
場  所 名古屋市天白文化小劇場
キャスト 野々村 浩介
野々村 礼子
野々村 亮太
野々村 早紀
野々村  桂
原 田   泉
原 田 正 和
北 見 栄 治
乾   幸 恵
瀬野 あずさ
牧  慎一郎
江 沢   務
・・・ 柴田 亮彦〈フリー〉         チラシ大
・・・ 光本 基江
・・・ 松井  悠
・・・ 伊藤 麻衣
・・・ 滝本かおる
・・・ 小池 知子
・・・ 永田 治正〈フリー〉
・・・ 早川 けい〈フリー〉
・・・ 田中 峰子
・・・ 水野 里香
・・・ 広田 和也〈フリー〉
・・・ 今泉 英樹
スタッフ 演     出
照     明
舞台監督・美術
音 響 オ ペ
宣 伝 美 術
演 出 助 手

音楽・衣裳・制作
協    力
         
・・・ 藤城 健太郎
・・・ 坂下 孝則〈(有)藤井照明〉
・・・ 梶野 真男〈舞台工房伽藍堂〉
・・・ 鎌田吉三郎
・・・ 立松 泰博
・・・ 加藤 厚子〈劇ぐみ〉
   山崎 聡子
・・・ 天白浪漫劇場
・・・ 高橋 潔〈高橋葬儀店〉
   小木曽琴江〈ドラマ藍〉・天白子ネット・きゃら
ストーリー  ある地方都市の斎場。白装束の男たちが、ぼんやりとその時を待っている。家族を愛し、まじめに生きてきた男と、突然訳あって死んでしまった男。二人の愛した人々は、また二人をそれぞれ違う形で愛していたのだ。
 故人を軸に、ある時は故人なんか放っぽって、人々が右往左往するお葬式。繰り広げられる人間模様を見守る桜。そこは、さまざまな種類が集う蝶の谷のようでもあった。
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